応神天皇 大国主命 菅原道真 大山咋命
金沢市泉1丁目3-8
神社明細帳によれば、加賀国の守護富樫泰高が文亀年中(1502年頃)に祀った八幡宮で、その後地黄煎村の権兵衛が現地に再建したと伝える。古来、泉町地方の産土神と仰がれてきた名社である。近世は修験道の宝高寺が別当として奉仕した。明治5年1872年)村社に列し、同39年には神饌幣帛料供進神社となる。昭和3年に本殿を新築、同51年に拝殿を、同62年には本殿を改修した。また昭和38年、犀川ダム建設にともなって金沢市見定町の日吉神社・倉谷町の日吉神社及び二又新町の多賀神社を合祀した。祭神はみな大山咋神である。末社は菅原道真(桃畠の天満宮)をはじめ、稲荷神(石坂角場)・金毘羅神(芦中町)及び恵比須・大黒天(泉町)を合祭する。
坂井 直澄
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