須佐之男命
小松市打越町甲109
その昔、梯川が現在の打越町付近を流れていて、初期には木場潟へ、ついで須天を経て今江潟に注いでいたので、梯川の流れをうち越えたところにある集落という意味が打越の地名の由来であるという。打越の名がはじめて古文書に現れるのは、室町時代の中期、文明10年である。この年、京都の建仁寺両足院の寺領として、足利義政によって認められた文書が残されている。打越八坂神社は、もと打越地内の西北方にあたる場所で、赤宮と称するところにあったが、いずれの時にか、現在地へ遷座し給うたものである。神仏混淆の時代には、不動尊及び聖観音を祀り、今もなおその仏体を蔵している。現存する神具には室町期のものとされるものもある。古来、この社の神々は、その御神徳によって、この地を火難、水難などから守り給うておられ、土地の人々の尊崇の念は極めて深いものがある。明治に入って、はじめは八坂社と称していたが、京都の祇園の地にある八坂神社から、新たに御神体を勧請し、明治13年2月、現社号の打越八坂神社となった。その後、明治40年5月、打越地内の西南方にあった稲荷社を合祀した。御祭神は素戔嗚尊、奇稲田媛命、倉稲魂神、大田神、大宮媛神の五柱とされている。現在の本殿、幣殿及び拝殿は昭和37年10月、町民一同及び当町ゆかりの人々の寄進によって造営されたものである。
橋田 直大(本折日吉神社 宮司)
0761-22-4844
能美市来丸町ヘ7
能美市徳山町ロ1-1
能美市徳山町タ21
能美市辰口町118
能美市上開発町イ125
能美市出口町イ192
能美市火釜町ロ157
能美市下開発町ア40
小松市立明寺町イ39
小松市里川町ト272
小松市遊泉寺町ホ148
小松市麦口町ロ61
小松市中海町リ2
小松市中ノ峠町イ85
小松市正蓮寺町イ273
小松市埴田町ト3
小松市上八里町ヘ17-2
小松市上麦口町ト105
小松市佐々木町イ282
小松市荒木田町リ32
小松市五国寺町ハ24
小松市原町ト31
小松市桂町ニ80
小松市軽海町1号5-1
小松市岩淵町チ48
小松市河田町ニ281
小松市河田町ノ260
小松市河田町ヨ108
小松市河田町ヲ105
小松市下八里町庚75
小松市鵜川町ヌ247