天照大神 豊宇気毘売命 応神天皇
白山市宮永町138
弘仁14年(823)既に宮永郷に鎮座した旧社で、古来8月15日に放生会神事を執行したので放生八幡宮と称したが、中古以来豊勝宮と号した。天正12年松任城にあった前田利長が放生会に参詣し、丹羽長重も短刀、槍を奉納した。永正2年(1505)まで天台宗極楽寺が参勤したと伝えられている。明治39年11月13日、部落に散在していた、貴船神社、豊受神社、菅原神社を合祀し、40年4月8日神饌幣帛料供進神社に、大正4年11月郷社に列格した。
髙畠 正寿(松任金剣宮 宮司)
076-275-0783