加具頭遲神 金山比古神 水波廼賣神 埴安比女神 支那都比古神
鳳珠郡穴水町明千寺ル149-2
白雉三年、今から約千三百六十年前(皇統三十六代孝徳天皇)の勅願寺として開創され、高野山真言宗・明泉寺の守護社として、同時期に建立される。建立にまつわる伝えによると、今から約千三百六十年前の昔、舟に乗ってやって来た男神と女神が時化(シケ)にあって、同町古君の姫崎海岸に流れ着き、信仰厚き里人の手に抱かれ、「白雉」の先導で明泉寺境内にたどり着く、里人は驚きてこの地に社をかまえて鎮座を願う。この社を五社権現様と敬い御神体となる。神仏分離令以降、明治四十一年に現在位置に遷座する。大正四年に村社となり、五社権現宮を白雉神社と改称する。明泉寺の境内には今尚、宮屋敷として石積み跡が現存する。また大正・昭和の初期に境内で盛大な奉納角力が行われたと云う。
杉山 隼人
各神社では神職が外祭等により不在する場合があります。
又、祈祷を受ける場合予約が必要な場合もあります。