神社では古来、粥占、水占などいろいろな占いが行われ、おみくじ(御神籤)は、その一種です。おみくじには、総体的な運勢(大吉・吉…)と個々の運の判断(仕事運、金運…)が書いてあります。
大吉であっても浮かれずに精進するようにとか、凶でも用心して誠実にすれば神様のご加護がある、といった人生の大切な導きなのです。いたずらに喜んだり失望することではなく、その導きを守ることが大切です。このようなことから、持ち帰り時々読み返すことが良いようです。
おみくじの内容や運勢を神に託すという意味で境内の樹木に結ぶことが行われてきました。
樹木を傷めるという観点から最近は、結び所を設けている神社もあります。