加賀市菅生石部神社の「竹割まつり」の俗称を持つ御願神事。
毎年二月十日に斎行される例祭で、祭典の後、青壮年数十人が白衣白短袴姿で境内に突入し、二メートル余の青竹を激しく地面に打ちたたく姿は壮絶をきわめます。
続いて拝殿から大蛇に擬した長さ二十メートル太さ三十センチもの長縄を引き回し、大聖寺川に投げ入れる勇壮な神事があります。
能登町宇出津の酒垂神社、八坂神社の「あばれ祭」は悪病平癒祈願を盛大に行ったところ、祭神が神霊と化した青蜂が悪疫病者を救いました。
喜んだ人々がキリコを担いで神社に感謝したのが始まりのこの神事は、四十数本のキリコと二基の御輿が町を練り歩きます。
この間、御輿は海や川、火の中に投げ込まれ暴れれば暴れる程、壊れる程神様が喜ばれるといわれる勇壮な海の神事です。